無くなる仕事と無くならない仕事を考える
消える仕事・消えない仕事
アフターコロナ時代、ウィズコロナ時代を考える今日この頃だったので、
これからの時代の流れをちょっとだけ考えてみたいと思いました。
2013年にイギリスのオズボーン教授が、「今ある仕事の半分は機械に取って代わられてしまう」という論文を発表しました。
日本でもかなり話題になりましたね。
それをもとに、最新の学習指導要領も機械に負けない・AIに負けない子どもたちをいかに育成するか、という視点も大きなテーマになっていたり・いなかったり(笑)
けっこう研修にいくと、まずこの話↑からはじめる人が多かったのが印象的です。
無くなる仕事でよく出るのが、
電車の運転手
受付業務
オペレーターなど
無くならない仕事でよく出るのが、
心理学者
警察など
ちなみに無くなる仕事は、けっこうイメージできるのですが
無くならない仕事は、識者によってイロイロな感じがします。
小学校教員は無くならない仕事
けっこう調べてみると、
無くならない仕事に、「小学校の先生」を挙げている人が多かったです。
「教員」と大きく括っている人もいれば、
『小学校』の先生、と意図的に分けている人もいました。
というか、圧倒的に『小学校』の先生と挙げている人の方が多かった気が・・・
これってつまり
小学校の先生は、これからも「無くならない仕事」
中学校・高校の先生は、今後「無くなる仕事」 と暗に示しているのか・・・?
半信半疑でしたが、
今回のコロナの影響を肌で感じて、あながち無くもない未来だな、と思いました。
オンライン授業が当たり前に
オンライン授業の実施状況は、自治体や学校によってかなり差が出てしまっていますが、もしこれが当たり前になったらかなり教育活動そのものが変わる気がします。
あ、決して反対してるわけではないですよ。
オンライン授業が当たり前になったら、だんだん授業の上手な先生・上手く情報ツールを使える先生が注目されだす気がします。
もちろん逆もまたしかり。
そうなると、クラスってなんだ? 所属する学校ってなんだ?って議論になるんじゃないでしょうか・・・
つまり「オンライン」でやるのだから、生徒は自分の見たい・聞きたい先生の授業を受ければよくなりませんか?
はっきり言いましょう。
「圧倒的多数の中学校・高校の先生は淘汰されます」
そんな気がするんです。
そして
近い将来、中学校・高校の先生という仕事は無くなってしまう。
果たしてそんな未来があるのでしょうか・・