中学校教師を埼玉でやってみた。

2020年3月まで埼玉県で中学校の先生として、働いていました。3年間の教員生活をテキトーに書いていきます。時々脱線もします。

学校の先生は、外のことが分からなすぎる

今週のお題「外のことがわからない」

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このお題で書きたかった!笑

 

教師が世間から離れすぎてしまっている

数年間関東で、中学校の先生をやって

肌身で感じたのが

「教師が外の世界を知らなすぎる」

ということ。

 

決して

先生たちを批判したいわけでは

なくて

そうなっちゃう『環境』があるよな

ってことです。

 

例えば

大きな「事件」のニュース

「話題」になっているニュース

先生たちはあんまり知りません。

なぜなら

それを知識に入れる時間すらないから。

 

例えば

マスクの色を指定したり

体育着の着方を指導したり

「それ大人にも言ったりしますか???」

という内容のことを

平気で子どもに言う。

なぜなら

それが子どもを守ると思い込んでしまうから。

 

でも分かるんです。

学校という場所は

ほんとうに閉ざされている。

名刺の作り方や渡し方なんて

知らなくても偉くなれるし

電話の受け答えも

誰かが教えてくれるわけではないし

それでも

何とかなっちゃう!!

 

相手が常に「子ども」だから

いろいろなことに疑問を

持たなくても

なんとなく「いい先生」でいられる・・

 

外の世界で大人になるということ

昔は、最も博識な人が「教師」だった

イメージがあります。

今では、知識はあるけど外のことが

分からない人が「教師」である

イメージがあります。

繰り返しますが

それは先生が悪いわけではないです。

そうなる

環境があると思います。

 

でも

知っていてほしいことがあります。

多くの子どもたちは

外の世界さまざまな生き方をしていきます。

 

高校を中退し、すぐ結婚し離婚する人もいます

 

大学に晴れて進学し、自殺の道を選ぶ人もいます

 

4年間大学に通ったけど、就活で悩み、退学する人もいます

 

真面目に生きて、就活も上手くいったけど仕事が

ハードすぎて鬱になってしまう人もいます

 

女手一つで、トリプルワークまでして子どもを

3人育てている人もいます

 

奨学金を借りて大学に通ったけど、ずっと契約社員

生きていくのが不安でしかたない人もいます

 

 

ぜんぶ自分の身のまわりにいた人たちです。

こんな荒波ばかりの外の世界

子どもたちはいつの間にか大人になって

いくのだと思います。

 

もっと先生たちは外の世界

外の大人たちと関わるべきだと

思います。

先生たちが外の世界と

関わる時間を作ってあげるべき

だと思います。

 

 

つらつらつらつらと

エラそうな事を、下手くそな文章

を書いてしまいました。

所詮関東で挫折した元教師のたわ言です。笑