中学校教師を埼玉でやってみた。

2020年3月まで埼玉県で中学校の先生として、働いていました。3年間の教員生活をテキトーに書いていきます。時々脱線もします。

成績をつける

2回のテストから成績をつける

テストを返却したら、

生徒の成績をつける作業です。

2回のテストの結果から換算し

各学期の成績をつけることができます。

 

もちろんテストだけから

成績をつけるわけではありません。

 

・授業の挙手回数

・発言

・提出物

・パフォーマンステスト

・小テスト

・プリントの記入状況

などなどなど

 

私自身いろいろな方法で成績を

つけてあげようと

思考錯誤しました・・・

 

結果

たどり着いたのが

その作業意味ない

 という事実です。

 

テスト以外の評価は一体誰のため

つまり

テストという勝負で良い結果を出せる生徒は

授業を意欲的に

かつ

工夫して受けています。

 

提出物にしても

しっかり出せるから成績につながり

提出物を疎かにすると

テスト結果にも結びつきません。

 

評価の項目を

細かくすればするほど

テストの点数は妥当だったという事実の

確認作業になるのです。

 

悲しいくらい・・・

 

教師の仕事は「成績をつける」こと

この言葉は、先輩の教師から

教えてもらった言葉です。

 

特に「中学校」は、高校入試を

控えているので、

客観的に学力がどのくらいあるのか

データを高校に伝えるという任務

があるのだと思います。

 

まさに「成績つける」という作業が

重要な仕事と言えるでしょう。

 

 

でももう少し

「この子は歌を歌うとき

とても楽しそうに歌います」

とか

「夢中になると止まりません」

とか

肩の力を抜いた成績のつけ方

でいいんじゃないの?

と思ってしまう今日この頃です。