中学校教師を埼玉でやってみた。

2020年3月まで埼玉県で中学校の先生として、働いていました。3年間の教員生活をテキトーに書いていきます。時々脱線もします。

教員採用試験について

大学推薦制度を利用しての「教員採用試験」

 

大学4年生の時、一般的な人より卒業時の年齢が高めだったので(T_T)

何がなんでも1年後に教壇に立っていたかった私は、就職課にふらりと立ち寄りました。

そこで知ったのが『大学推薦』で教員採用試験を受験するということ。

現役の先生と話をしていても、「何それ??」と言われ知らない人の方が圧倒的に多い制度です。

 

教員採用試験は、大きく分けて「一般選考」と「特別選考」があります。

・一般選考 → 全ての試験を受ける

・特別選考 → 受けなくてもいい試験がある

  ↑ かなりざっくりとしたイメージはこんな感じです。

 埼玉県では、この特別選考の中にもいろいろあって

  1.  他県で教員として働いていた人
  2.  試験には受かってないけど、臨時採用で埼玉県で教員として働いていた人
  3.  社会人として他の職業で働いていた人
  4.  教員養成セミナー(教師塾みたいなもの)の受講者
  5.  大学推薦者
 他にもいろいろな受け方がありますが、だいたい大きく分けるとこんな感じでしょう
 か。
 
「大学推薦」での受験は、めちゃくちゃすごいです。なぜなら、一次試験が完全に免除されるからです。
これってすごいですよね。みんなが必死に勉強している中で、二次試験の準備を進めればいいんですから。
すごいって2回言いましたね笑
一生懸命一般選考で受かるために勉強するのも大切ですが、どうしても現役で受かりたいと思ったら「大学推薦」で受験するというものおすすめです!
 
 
ただし
大学推薦による選考をやってる自治体しか選べないです。(当たり前ですが)
 
そして全ての大学に権利があるわけではなく、ある程度自治体も大学を選んでるみたいです。つまり自分の所属する大学に推薦がきているかチェックしないといけないです。
ちなみに自分の大学には、埼玉県の他に東京・神奈川・大阪などの自治体から推薦がきていたと思います。
 
 ↑ ここら辺は、大学の就職課を上手に利用してリサーチするといいと思います。
 
 

www.pref.saitama.lg.jp

もう一つ重要な問題がありました・・・

今年の埼玉県の大学推薦の要項見ると・・・中学校は「技術科」しか募集しないんですね。

自分のときはもっと様々な教科があったんですが・・・

年度によって変わるので注意が必要な制度でもありそうです・・・