中学校教師を埼玉でやってみた。

2020年3月まで埼玉県で中学校の先生として、働いていました。3年間の教員生活をテキトーに書いていきます。時々脱線もします。

教員採用試験二次試験を制する②

二次試験について

けっこう長くなってしまったので分けました。

というか面接についてはいくらでも書けてしまう気がしてきたので・・・

もっとしっかりとまとめて掲載できたらと思います。(予定)

 

では埼玉県の二次試験についての続きです。

論文試験

埼玉県の論作文は対策が難しいので、あんまり対策しなくていいやって感じになりました。

あんまり情報が無かったので、とりあえず「書く練習」だけしていました。

同期で入った人たちに聞いても「論文はテキトウだったわ」と言う人ばかりでした。

 あ、教育委員会の人は読まないで・・・

 

ただし、文字数がけっこう限られていた気がします。

あとは試験時間も短かった気がします。

 

つまり良い文章を書かせたいのではなく、

試験時間内に制限字数でしっかりまとめられるか

をチェックされているのだと思います。

「これとこれだけ書く」と決めたら余計なことは書かずにまとめ切る力が

必要ですね。

 

あとはありきたりなのですが、原稿用紙の使い方とか漢字が正しく書けているかをチェックしていると思います。

論文では差がつかないです。

 

けど、苦手な人は「書く練習」をした方がいいと思います。

ここまでさんざん「論文の対策いらない」と言ってきましたが、

私自身は二次試験対策に力を入れていたので、めちゃくちゃ論文対策はしていました。笑 どいうことかと言うと、論文対策する作業が面接対策になるって途中から気づいたからです。

 

いろいろな自治体の論文試験のテーマを見ると、「場面指導」だったり「模擬授業」なんかに応用できることがたくさんありました。

 

だから埼玉県の論文試験関係なしに、時間を見つけて「書く練習」をしました。

 

「教職課程」という雑誌を知っていますか?

 

教職課程 2020年 01 月号 [雑誌]

教職課程 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 雑誌
 

 ↑この雑誌に昔は、論文を添削してくれるコーナーがあり

実は毎月論文を書いて、提出してました。(真面目か!)

目的は、添削してもらうことでなく、毎月一つのテーマに対して

じっくり考える時間をつくることでした。

 

余裕があれば、このような勉強法もアリだと思います。

(たぶん万人受けはしないでしょうけど)

 

 

集団討論

埼玉県の試験でこの「集団討論」を受けていないので、

アドバイスできないです。

ただ集団討論って

「他の教員と上手くやっていけるか」を見ているんだと思います。

神戸で教員によるいじめの問題がクローズアップされましたが、

どこでも起こりうる問題だと思います。

 (この話は追々・・・・・)

だから集団討論では、「相手の意見を聞いて認められる人か」を見ていると思います。

あんまり奇抜な意見や個性的な意見は必要ないです。

めっちゃ書いてしまった。笑

ここら辺もいろいろ対策はしたので、ちょっとは参考になるかもしれません。

ならないかもしれません。

 

 

実技試験

実技試験があるのは、

中学校で英語・理科・音楽・美術・保健体育・技術・家庭

高校で英語・音楽・保健体育・美術工芸・書道 

だけです。

つまりけっこうな割合の受験生が、「個人面接」「集団討論」「論文試験」の

三つで二次試験が終わります。

 

衝撃的なのは、いまは小学校の試験に実技が無いんですね・・・

他の自治体もそうなんですかね・・?

まぁ小学校もそのうち教科担任制になるかもしれないので、

得意を伸ばす!という時代の流れなんですかね。

 

ちなみに私は「理科」でしたので、

実技試験はありました。

たぶん全国的にも理科で実技試験があるのは珍しいと思います。

 

けっこう対策が難しかったです。

なぜなら実験器具が手元に無いからです。練習できなかったです。

 

実際の試験では、理科室に行き

一人の受験者に対して二人の試験官が付き、実験動作をチェックされました。

これけっこう緊張します。

できれば教育実習とかでいろいろな実験器具に触れて、動作を復習するといいですよね。

でもたぶん差がつかない試験だと思います。笑

なぜならルーペを使って文字を読み取れみたいな、誰でもできるじゃんという試験もあったので、落ち着いてやれば乗り越えられるはずです。