中学校教師を埼玉でやってみた。

2020年3月まで埼玉県で中学校の先生として、働いていました。3年間の教員生活をテキトーに書いていきます。時々脱線もします。

入学式からの怒涛の日々

入学式

4/10が月曜日だったので、そこから5日間丸々学校がありました

 

『入学式』って先生側は準備が本当に大変なんですね。

先生をやってみて、ひとつひとつの行事にこんなにも時間をかけて準備を

しているのかという事実を知りました

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まず担任の先生が、

・どのようなタイミングで会場に入るのか

・どのくらいのペースで入場するのか

・どの位置で立ち止まるか

・生徒の名前を間違えずに読む練習

・イントネーションは大丈夫か?

・服装は? 靴は??

 

さらに

入学式後には「クラスの時間(最初の学活)」があります。

しかも教室の後ろには、保護者がびっしり

この時間に何をするか・話すのか

前日までにとにかく準備をしました。

それでも最初は上手くいかないものです。

 

でも最初は、生徒も親も期待感MAXなので

「先生よろしくお願いします!」と寄ってくるので

ほんと楽しい時間です。

 

最初の1週間

入学式の次の日から提出物の回収が始まります。

この「提出物」がほんとに大変です。

クラスに40人近い人数がいると、全然提出物を出さない生徒

保護者に連絡したら、保護者がその提出物のことを知らない生徒

保護者も認知しているのに、なぜか提出しない生徒

これをコントロールする力が担任の力でもあると思います。

 

入学式後はたいていみんな出してくれますが、

1週間すると・・

1か月すると・・

半年もすると・・

生徒の本領が発揮されます。笑

 

 

最初の1週間は教科の授業はありませんでした。

つまり全て担任の先生の「学活」です。

担任になるとずっと1週間暇な時間はありません。

 ○学級委員などの委員会を決める

 ○係を決める

 ○掃除、給食当番の確認

 ○学級目標を決める

などなどなど

慣れるとこういう時間が楽しくてしかたないですが、

最初はほんとに大変です。

 

そして同時に次の週からの授業の準備を進めます。

と同時に、部活の練習(土曜日)・大会(日曜日)

 

よく1年目を乗り切ったなと

最初の1週間を見ただけで、感心します。(自画自賛